2014年7月29日火曜日

Desfile de delegaciones regionales

2回目のゲラゲッツァが昨日終わりました。

それぞれのゲラゲッツァの月曜日の前の土曜日に「Desfile de delegaciones regionales」というパレードが行われました。私は、2回目の26日のものを見てきました。集まった各地域の人たちがそれぞれの地域の民族衣装を身にまとい、踊りながら街を練り歩くのですが、始まる前から沿道にはもの凄い人が溢れていました。

7月になって街がにぎやかになってきた、と前回のブログで書きましたがそれの比ではありません。でもお祭り特有の「何か楽しいことが始まる」前の予感が街中に漂っていて、とても心地のいい雰囲気でした。

そして、竹竿の先に付けられた回転する爆竹を持った人を先頭にパレードは始まりました。まずは、どの地域からやってきたのかを示す旗を持った人たちが歩いてきます。そのあとに、踊り子、ブラスバンド部隊と続きます。女の人も男の人もみんなその地域の民族衣装を身にまとい、その地域の踊りを踊りながらやってきます。ひとくくりに民族衣装と言っても、こんなにも違うのか!!というくらいにそれぞれの地域の特色が出ていておもしろいです。

織物や刺繍が盛んなオアハカにはテキスタイル美術館があり、そこでも様々な地域のウイピル(貫頭衣)の展示を見ることができるのですが、生身の人間がそれらに袖を通してぴょんぴょんと跳ね回って踊る様子を見るのはまた別物で格別でした。

色も様々で本当に華やかです。上から下までじいいっと見入っていると、女の人たちはハイヒールを履いて踊っているグループもあります。ただでさえ歩くのが難しいだろうに、背筋をピンとはってスカートをひらひらとさせながら歩いていくのは本当に見とれてしまいます。男の人たちの足もとは、大体ワラチェと言われる皮のサンダルです。みんなの足並みがきれいに揃っていて、足もとを見ているだけでも十分に楽しかったです。

そして、パレードで一番うおおおと興奮したのは、danza de plumaと言うダンスです。ちらりと街中で見たことはあったのですが、パレードでそのダンスを踊ると、こちらまでせまってくる感じがものすごくて、その迫力と躍動感を肌で感じることができ、とても貴重な体験になりました。

パレードが終わったあとは、道になだれ込んでいくのですが、その中でいきなりまた音楽が鳴り踊りが始まったり、一般のお客さんとパレードに参加していた人たちが混ざり合ってその光景も圧巻でした。

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