アメリカやカナダでは新学期が始まったので、スペイン語学校ICOではやや閑散期が始まっています。少人数制で学びたい!という人には実はこの時期はかなり狙い目なのです!
さて、メキシコは未だに「市場文化」が色濃く残る国ですが、中でもここオアハカの市場文化は特別なのです。
ティアンギスと呼ばれる青空市が毎週開催されます。毎日どこかの村で日替わりで行われるこのティアンギス。
生鮮食品から日用品、アンティーク、古着、薬草、土などなどランダムに並びます。
ICOから歩いて2分くらいのところにあるジャノ公園でも毎週金曜日にティアンギスが開催されています。
大きな公園なので、普段はランニングやウォーキングをする人たちがたくさんいるのですが、金曜日は所狭しと様々な屋台が立ち並びます。その様子を今日は少しお伝えしたいと思います。
通路は人がやっとすれ違えるくらい!両サイドに屋台が設置されます。
メキシコに来たらぜひとも試してもらいたいのがこれ、カカウワテエンチラード!
塩のきいたピーナツにチリとニンニクが入ったものなのですが、これが食べ始めると止まりません。パクパクとついつい食べ過ぎてしまいます。
ビールなどのお供にもぴったりです。
でたーーー。外国人なら必ず「食べてみろよ」と勧められるのがバッタ。
日本でもイナゴを食べる地域がありますが、やはり形を目の当たりにすると食欲があまり湧かない……。
食べてみると香ばしくて悪くない味なのですが、見た目が、うーーーん。
たくさん並ぶおかずたち!どれもおいしそうです。
おかずを数品選んで、トルティージャやご飯といただきます。本当、おいしそう〜!
フルーツ大国のメキシコは、日本と比べるとフルーツが安くて、そしておいしい!
今は、ネクタリンの季節らしく、ラベルが貼ってあるのは輸入ものかもしれませんがめちゃくちゃ甘くておいしい季節です。
後ろに見えるのは「ツナ」というサボテンの実。
いちじく!
勝手にアジアのフルーツだと思い込んでいたのですが、メキシコにもあるのですね。
鶏肉の売られ方が、いつもワイルドだなぁ、と思います。
オアハカは、パンの種類も豊富!
しかも、それぞれに名前が付いていて、店員さんはもちろん全ての名前を覚えているのでびっくりします!メロンパン風のものもあります。
チョリソー。
上からこの量を吊るされると、圧巻ですね。
メキシコの伝統的なおもちゃ。
よく見ると、でんでん太鼓やコマなど、日本の伝統的なおもちゃと似ているものも多いことに気がつきます。
さすが、美食の街オアハカ。
チーズも有名なのですがその種類も豊富です。
うしろのおばちゃんが持っているのはケソオアハケーニョといいます。日本のさけるチーズはここからヒントを得て開発されたそうですよ〜!
肉です。
パストールと言いますが、ぐるぐる巻きにされて、バーナーで直火焼きにされた後、ケバ部のように削ぎ落とされます。
その肉をトルティージャに乗せてタコスのいっちょあがりです!
チチャロンという、豚の皮のスナックを作っているところです。
こんなに大きな鍋で揚げられるのですね。
アンティークコーナーで発見したBIMBOという会社のキャラクター。
かわいいキャラクターがいるあたり、日本とよく似ているメキシコです。
大人気、日本の漫画たち。
様々な漫画がスペイン語に翻訳されいます。馴染み深い漫画をスペイン語で読むのも、語学の勉強になります。
メキシコでも漫画は人気の日本の文化です。
ランダムに並ぶ人形たち。
ポージングなのか、格好なのか、何から突っ込んだらいいのかよくわかりませんが、なんだか笑いを誘う光景です。
甘党大興奮、デザート屋さん。
フルーツの乗ったケーキやパイは最初は甘いと感じますが、慣れるといつの間にかおいしいと感じながら食べてしまっているので危険です。
ジャノ公園のティアンギスの名物といえばタコス!
様々なタコスの屋台が並んで、歩いていると呼び込みのお兄さんやお姉さんから声がかかります。
豚肉を扱うタコス屋さんのキャラクターが豚……。シュールなメキシコの広告文化。
肉が洗濯物のように干されている……?!
割とよく見かける光景です。
このほかにもたくさんの屋台が立ち並んでいるので、ウロウロするのが本当にたのしい金曜日のジャノ公園!
市内の他の市場や、郊外の村でもティアンギスは開催されているので、オアハカに来られた時はぜひともティアンギスに足を運んでみてくださいね。
ティアンギスはかなりの人で混み合うので、くれぐれもスリなどにはお気をつけて。リュックサックや斜めかけカバンは自分の後ろではなく必ず前に持っておくことをお勧めします。安全なオアハカですが、気がゆるんだ時は被害に会う確率も高くなります。
それでは、良い一週間をお過ごしくださいね。
日本人スタッフ あみ
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