2014年9月11日木曜日

赤、白、緑……


こんにちは。久しぶりです。オアハカ、寒いです。……というのも、最近雨の日が続いています。乾燥しているので、太陽が出ていないと結構肌寒いのです。ハリケーンの影響もあるのでしょうか、とにかく雨模様が続いているオアハカです。しとしとと雨が降る様子はきれいでなので雨も悪くはありません。上がったあとは空気の澄んでいて街灯が一層映えるのでそれもまた楽しみの一つです。しかし、水はけが悪い道を車がしぶきをまき散らしながらぶっ飛ばすのは歩行者としては歓迎できないところです。

雨の話はさておき、最近街には「赤、白、緑」の色が溢れています。メキシコ好きの人ならこの3色を来たらぴーんと来るかもしれませんが、バンデラ(国旗)の色なのです。

▲メキシコの国旗
wikipediaによると、
メキシコ国旗は緑、白、赤の縦三色の中央に国章を配した旗。緑は「民族の運命における国民の希望」、白は「カトリックや宗教的な純粋さ」、赤は「国に殉じた愛国者の血」を表しているという。中央の国章1325年アステカの首都「テノチティトラン(現在のメキシコシティ)」の創設を示している。
なお、国章の「湖の中央の岩に生えるサボテンをくわえたがとまっている」図は、アステカ神話にあった「そこに首都を創設せよ」という予言を示している。
という意味を持った国旗なのだそうです。真ん中の国章が印象的な国旗です。(かっこいい!!)

なぜこの国旗の色が街に溢れるのかというと、来る9月16日はメキシコの独立記念日なのです。9月15日には、「グリート」と言われる独立の叫びが行なわれます。

ちらほらと、国旗のグッズが街に出てきているなとは思っていたのですが、9月に入って一気に加速した感じがします。

ちょうど、ワールドカップの頃にどこからともなくメキシコのユニフォームを売る屋台が出現していたのと同じように、いろいろなところで国旗カラーのグッズを売った屋台を見かけます。遠くから見ると、赤、白、緑の固まりですが、近づいてみると、実にさまざまなグッズが売っています。


例えば、こういうゆるキャラ。唐辛子がひげを生やしてソンブレロ(帽子)をかぶってメキシコ国旗とビール(などのアルコール類)を持っているつり下げ式の人形です。なんというか、メキシコのステレオタイプのイメージを具現化したような、そんなキャラクターです。(日本もゆるキャラブームで実にさまざまなゆるキャラがちまたにあふれていますが、メキシコも相当なゆるキャラ大国だと思います……。)

その他にも、国旗の色のアクセサリーやパペルピカド(紙やプラスチック製の旗)、ピンバッチ、国旗の色のスカーフ、服、さまざまな大きさの国旗など本当に色々売られています。


服屋もこの通りのディスプレイ。国旗の色の服が引っぱりだされて店の顔になっています。


さらに、市場に行くとこのキャラクター……。独立の父「ミゲルイダルゴ」神父のコスプレ(?)グッズでしょうか……?!しかし、売り方が荒い……。笑 子どもサイズなのですが、このカツラ、いろいろひどいよなぁ……。色々突っ込みたいところではありますが、あまりの荒さにどこから突っ込みを入れていいのかすらわからない、そんな楽しいメルカド(市場)です。

なんだかいろいろ、おもしろい風景が街のいたるところに溢れている今日この頃です。独立記念日はいよいよ来週。どんな盛り上がりを見せるのか楽しみなところです。

それでは、また!!

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

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