2015年10月19日月曜日

死者の日ムードのオアハカ

寒い、オアハカ!

こんにちは。すっかり死者の日めいてきたオアハカです。

そして、今日は天気が悪く寒いです。「寒い」だけでは伝わらないくらいです寒いです。曇りなのですが、乾燥しているので太陽がないだけで気温が全くあがりません。そこへきて、風がびゅうびゅうふいているのです。底冷えというわけではないのですが、日本の晩秋のような、初冬のような寒さです。突然の寒さに、オアハカの人はブルブル震えていますが、半袖で平気な顔をしている生徒さんもいます。

「寒くないの?」

と声をかけてみると、

「私、カナダ人やからなぁ。全然寒くない。」

と言われてしまい、妙に関心してしまいました。そのそばを、二人の半袖のアメリカ人のおじさんたちが談笑しながら通り過ぎるのを横目で見て思わず言葉を失った、そんな朝でした。

死者の日が近づいています、街の様子!



普段、カレンダなどの大きな人形を作っている工房らしきところも繁忙期なのか、通るたびに様々なガイコツの人形が置いてあります。綺麗なドレスを着たり、やたらセクシーだったり、本当に「ハッピーお盆‼︎」という感じです。


市場にも死者の日グッズが増えています。シュガースカル(ガイコツの砂糖菓子)も山積みです。祭壇やお墓などにお供えするためのものです。砂糖なので、食べようと思えば食べられるらしいのですが 、何せ、色がすごいので口に運ぶには少し勇気がいります。


パペルピカド(薄い紙に切り絵が施された飾り。)も死者の日バージョンです。パペルチナという薄い紙(日本だと、花をラッピングする時に使われているあの薄紙です。)に様々な切り絵が。サイズもデザインも様々なので、見ているだけで本当に楽しい気持ちになってきます。手のひらサイズのものから、人間と同じくらいの大きさのものまであります。

オアハカの人々は……?


街は死者の日一色なのかと思いきや、こんな一面もあります。そう、クリスマスです。


メキシコには、素材屋さんなるものが多く存在するのですが、そのようなお店では死者の日よりもとにかくクリスマスが前面に押し出されています。死者の日を通り越して完全にクリスマスモードです。


やはり、カトリック大国なのでクリスマスは大切な行事なのだな、ということがディスプレイからも伺えます。


中にはこのような、ハロウィンとクリスマスを一緒くたにしてしまったようなカオスなディスプレイもありますが、歩行者天国になっているメインストリート以外のお店などは死者の日よりもクリスマスに照準が合っているように感じます。

まとめ


日本でも注目度と知名度の上がってきている「死者の日」。どこもかしこもが死者の日ムードなのかと思いきや、現地では意外とそうではない部分もあったりと、そういう発見がまた面白くもある今日この頃です。

寒いのが予想外で縮こまってしまいそうですが、はやくまた青い空が広がって気持ちの良い天気になってほしいものです。これからオアハカに来られる方は、是非とも防寒(羽織るものや、首元をあっためるマフラー、スカーフなどが重宝します。)グッズもお忘れなく。

それでは、良い一週間をお過ごしください。


Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ


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