2016年5月4日水曜日

メキシコシティ空港からTAPOの移動方法

こんにちは。お久しぶりです。気がつけば、5月!

4月は1本も投稿することができなかったので、一体何をしておるのだ、ということになるわけですが(このブログを継続して読んでくれている人がいればの話ですが。)、休暇をいただいておりました。おかげさまで、桜の季節の日本(と日本食)をたのしんできました。移りゆく季節の中で、日本人の変化に対する繊細な感じが作られていくのかな、とそんな気がしました。オアハカは、一年を通しておおむね過ごしやすい、あるいはめちゃくちゃ暑くなるだけなので、暑くなった時はもう「仕方ないよね」「あんまり何もしたくないよね」と受け入れるしかなくこのような大らかな人たちが作られていくのかもしれません。

オアハカですが、5月になったのでもう暑さが引く頃かなと予想していたのですが誤算でした。絶好調で暑いです。むしろ、うなぎのぼりに毎日暑くなっている気さえします。しかし乾燥している土地というのはえらいもので、こんなに暑いのに風の通る室内にいると結構涼しい風が吹き抜けるのです。昔ながらの石造りの建物は特に風通りがいいように感じます。

さて、このブログの中でも、メキシコシティからオアハカの移動方法について書いた「オアハカまで費用を抑えたい人必見!メキシコシティからバスでオアハカ入り‼︎」は人気の高い記事ですが、今回はメキシコシティのバス乗り場から空港までを安く移動する方法を調べてきたので紹介したいと思います。

北ターミナル?TAPO?

メキシコシティには複数の長距離バスターミナルがあります。オアハカへは、北ターミナル(ノルテ)あるいはTAPOを利用することになりますが、TAPOの方がオアハカへの便数は多いです。

北ターミナルから空港

北ターミナルを出たところにメトロの駅があります。(5号線:Autobuses del Norte)そこから空港へは乗り換えなしで行くことができます。運賃は一律5ペソ(2016年現在)で、駅構内にあるチケットブースでチケットを購入します。

Terminal Aérea駅で下車すると空港です。ただし、空港までのルート案内があまりなく、チェックインカウンターまではかなりの距離を歩かなければならないので、初心者にはあまりおすすめではありません。

また、メキシコのメトロの駅は駅名が日本のようにたくさん記載されていないので(そのかわり、各駅にイラストのシンボルがあります)、少し利用の難易度が高いです。

あるいは、北ターミナル内のタクシーのチケットブースでチケットを購入し、タクシーで空港まで向かう方法もあります。ターミナルの外には流しのタクシーもたくさんいますが、チケットを購入して乗るタクシーを利用するのがトラブルがないので安心です。

TAPOから空港

今回一番気になっていたのはTAPOから空港までのメトロブス(車道を走る連結バス)です。

(出典:El Univelsal.mx)


TAPOのターミナルを出たところがメトロブス乗り場です。メトロブスは赤色の連結バスです。通常は6ペソなのですが、空港行きのメトロブスは30ペソです。

利用にはICカードが必要になりますが、券売機で購入することができます。カードはチャージ式なので、その後は必要な額をチャージすればOKです。

どのターミナルで降りたらいいのかを確認するにはこちらのサイトがおすすめです。航空会社の名前でターミナルが確認できます。

それでは以下、利用してみた感想です。

空港行きの乗客はそんなに多くなく、複数の車両があるので車内は広々していて大きな荷物があっても安心です。メトロだと、空港以外に行く乗客も多いので大きな荷物や、いかにも旅行者という出で立ちは目立ちますが、メトロブスの空港行きのラインの乗客は一般の乗客はむしろおらず、旅行者でも安全といった印象を受けました。

メトロブスは直線を走るので、空港まではあっという間につきました。ターミナル1、ターミナル2の目の前で下車できるので降りたら目の前がもうターミナルの入り口です。長距離を歩かなくてもいいのでとても便利でした。30ペソでこんなに安全快適に移動できるので、メトロブスはかなり利用価値があると感じました。かかった時間も15分か20分足らずだったと思います。

また、空港からTAPOへ戻る時は、夜中だったためタクシーを利用しました。ここでも同じく、タクシーは流しのものではなくチケット制のものを利用するのがおすすめです。出国ゲートを出たところに何社かのチケットブースがあるのですが、同じ行き先でも会社によって金額が異なるので要注意です。

空港からTAPOはそんなに遠くないのですが、ゾーン毎に値段が決まっているので各社金額の設定が異なるようです。タクシーのサービスは24時間で、TAPOからオアハカへの最終バスの時間は夜中の12:30です。道が混んでいなければ約10〜15分で到着するので、12時前に空港を出発できれば最終便に間に合い、翌朝にはオアハカに到着、ということも可能です。

まとめ

日本からメキシコへ来る場合は、オアハカに飛ぶよりもメキシコシティに飛んだほうが断然安いです。(オアハカが地方だからというのもあるのですが。)そういうわけでメキシコシティ〜オアハカはバスでの移動を考える人が多くいると思います。バス移動は時間がかかるので、大変といえば大変なのですが、安全面で考えた場合はそんなに恐れおののく必要もないのではないかと思います。

金銭面、時間など、旅をする場合はさまざまなことを考慮しなければなりませんが、バスでの旅を考えている方がいればこの情報が参考になれば幸いです。

また、メキシコ国内ではLCC(格安航空会社)も複数あるのでそれらの利用価値もかなり高いです。事前にチケットを買っておくと割引もあるので旅の計画はお早めに!



昨年などは、「仕事を辞めてきました!」という20〜30代の女性の留学生が圧倒的に多かったICOですが、近頃は旅の途中の男性や、子育てがひと段落した40〜50代の女性の生徒さんたちもいらっしゃいます。スペイン語への関心が高まっているということなのかなと感じるとともに、学びに年齢は関係ないのだなと改めて考えさせられています。

思い立ったが吉日、とは言いますが、「勉強したい!」「オアハカに行きたい!」と思った時がそのタイミングなのかもしれません。

スペイン語留学を短期・長期でお考えの方はお気軽にお問い合わせくださいね。

それでは、日本はゴールデンウィークの真っ只中ですね。よい休日をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ


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