長期留学体験談

スペイン語留学を考える

語学を学ぶにあたり、力を伸ばすために留学を考えておられる方はたくさんいると思います。日本では主に日本語が話されているので、語学を勉強していてもなかなかその言語を実践的に使うのが難しいのが現状です。そこで、実践力をつけるために留学を考える方はたくさんいると思います。実際に言葉が通じると楽しいですし、違う国や文化圏に暮らすことで、語学以外に新しい考え方やものの見方が身についたり、新たな発見はたくさんあるところが留学の醍醐味でもあります。

どのくらいの期間留学すれば十分な語学力が身に付けられるのかは一概には言えませんが、ICOでは、短期留学の方から長期留学の方を幅広く受け入れておりその個人の目的に応じてプログラムを提供しています。

短期留学で多いのが、旅の途中で基礎的なスペイン語を身に付けたいという方、あるいは、日本でスペイン語を勉強していて本場でも学んでみようという方です。

中長期留学で多いのは、仕事でスペイン語が必要なのでブラッシュアップするために来られる方、あるいは、これからスペイン語を使った仕事に就きたいという方です。

また、スペイン語のレベルに関しては、全くの初心者の方でも短期・長期留学ともに受け入れているので心配する必要はありません。「オアハカに住んでみたい」「スペイン語圏に住んでみたい」という理由でICOにやってくるのも全く問題ありません。

英語圏への留学は、留学先や体験談など情報が豊富にありますが、スペイン語留学となるとまだまだあまりメジャーではないので、「どこの国がいいのだろうか?」「治安は大丈夫なのかな?」「費用はどれくらいかかるのだろうか?」など、疑問に思ったり不安に思ったりすることが多くなかなか長期の留学に踏み切るのが難しいかもしれません。

短期の留学の体験談については、こちらのページから随時新しい体験談が届き次第掲載しているので、ご覧ください。

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このページでは、長期留学(1年以上)をした方の体験談を紹介したいと思います。長期留学を検討中の方は、ぜひとも参考にしてみてください。留学に踏み切れないでいる人が一人でも多くオアハカ留学を前向きに考えるきっかけになればと思います。

何か不明点や質問がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

以下、長期留学体験談です。


メキシコ就職を目指して…… / Cさん(28歳女性)

基本情報

【留学期間】
 13か月

【受講したプログラム】
 メインプログラム+プライベートレッスン

【留学の動機】
 メキシコでの就職を希望していたため、そのためのスペイン語習得

【受講開始時のスペイン語のレベル】
 挨拶程度

【現在のスペイン語のレベル】
 DELE B2受験可能レベル

【滞在方法】
 ホームステイ

なぜオアハカでスペイン語留学をしようと考えましたか?

まずメキシコでの就職を考えていたので、スペインではなくメキシコで学ぼうと考えました。同じスペイン語でも国によって活用、単語、リズムが違ってくるのでメキシコのスペイン語を習得したかったためです。

自分の性格を考えると、日本人が多くいる環境では授業以外の時間を日本人と過ごし、スペイン語を使う機会を持たないだろうと考えたため、日本人が少ないエリアで学校を探しました。その中で、メキシコ国内で麻薬組織の活動が活発なエリアから遠く、治安が安定しているとの評判があったオアハカを選択しました。
    

オアハカの町の印象はどうですか?(治安、物価、人の感じ、町の規模など)

徒歩で移動できる範囲にすべてが収まっているコンパクトな街です。しかしコンパクトといってもその中に美術館・博物館・図書館・教会・公園等訪れる価値のある施設が多くあり飽きることがありません。また、オアハカはメキシコ国内でも民芸品の種類が豊富でかわいらしく人気が高いため、民芸品を扱う店舗・露店が至る所にあります。長期の滞在をしていましたが、最後まで街歩きが楽しかったです。

街の治安は非常に良いと感じます。オアハカ到着前は「かの有名なメキシコだから気を付けなければ」と恐れおののいていたのですが、実際に街についてみるとあまりの平和な空気に拍子抜けしたほどです。滞在中に危険な目にあうことは全くありませんでした。ただ、オアハカが抱える長年の問題として教職員組合のデモがあります。2006年と2016年(今年)は特別に大規模で、実際に直面してみて若干の恐怖心をもつこともありました。ただ、「誰かに対して危害を加えよう」という意向を持った活動ではないため、不用意に近づかなければいつもと何ら変わらない生活を送ることが可能でした。

この1年の間に、キューバ・グアテマラ・ドミニカ共和国を旅行しましたがメキシコの物価が一番安かったです。メキシコ国内でもオアハカは物価が安いと感じます。加えて、安かろう悪かろうではなく食べ物は美味しいし、民芸品はかわいいしで経済的な観点で満足度の高い土地だと思います。ただ、オアハカは昔からの生活様式・ビジネスを保護したいという思いが強く外資系企業(マクドナルド、スターバックスでさえ)の市内中心部への出店がありません。食に関してはオアハカのもので十二分に満足できるのですが、洋服・靴等はなかなか趣味に合うものを見つけることが難しかったです。長期滞在を考えている方は、オアハカでの調達はあてにしない方がベターかと思います。

オアハカのおすすめポイントはなんですか?

排他的な雰囲気を感じることがない点だと思います。国内外からの観光客を非常に多く迎えているので、外国人に対しても抵抗感を持たれることがありません。むしろ暖かく迎え入れてくれます。オアハカ州内にいくつもの種類の先住民族(インディヘナ)の村が存在し共存していることも他者を受け入れる理由のひとつなのかなと想像します。バスやタクシーで短時間でいける村も数多くあります。村それぞれに特産の民芸品があったり、サポテコ語など彼らの元々の言語を今も聞くことができるのでオアハカ市内とはまた違った面を見ることも可能で、とても貴重な体験になると思います。  

ICOを選んだ理由はなんですか?

日本人スタッフが常駐している点がICOを選んだ決め手でした。スペイン語が全く話せない状態で来たので、日本人が少ないエリアがいいとはいえ、緊急事態のときなどに頼れる存在がいると心強いと思ったためです。実際に、授業の相談や街の中のことなど数えきれないほど日本人スタッフのAさんにはお世話になりました。

ICOの授業で良かった点はなんですか?

授業の質が非常に高く、実践に即した内容を扱っている点です。毎日新しい文法事項を学習するのですが、教材の内容はどれも実際に日常生活で使うことを想定した題材が用意されています。また、クラスが上がっていくと内容が日常生活から変わって、経済・教育問題・国際関係・政治・宗教と変わっていきます。これらのお題だけ聞くと「難しそう」と尻込みをしてしまいそうですが、知らなかったことを知り、世界中から集まっている生徒たちの意見を聞き、自分なりの意見をまとめるという一連の流れはとても有意義で刺激的なものでした。

どのような受講スタイルをとっていましたか?

5か月程グループ授業を授業し、残りの期間はプライベートレッスンを受講しました。

プライベートレッスンに切り替えた理由は、グループで討論することはとても意義深く感じていたのですが、生徒の大半を占めるアメリカ人の勢いに完全に押されてしまい萎縮することが多くなったためです。テーマ(移民問題や宗教関連等)に関する基礎知識が彼らに比べて圧倒的に少なく、スペイン語を理解する以前の問題に直面しました。それらのテーマはメキシコ人と会話する中でもよく話題になるものなので、今後のためにも自分のペースでゆっくりとそれらの知識をスペイン語で貯めていきたいと思いプライベートレッスンに切り替えました。

いま振り返って考えてみると、完全に切り替えるのではなく、グループとプライベートを同時並行で受講していった方が更にスペイン語能力が上がっていたのではないかなと思います。

スペイン語学習にあたって、困った点・苦労した点はなんですか?

初級クラスの時はわからないこと質問することさえ難しく、英語で思う存分質問しているクラスメートを前に悔しい思いをしました。また、クラスが上がるにつれ出てくる単語も難しくなっていきましたが、ラテン語系・ゲルマン語を起源とする言語を母国語とする生徒たちは初見の単語であっても意味を推量することが可能なケースが多々あるようでした。また、アルファベットに慣れているため読解のスピードは日本語を母国語とする私とは比べ物にならないほど皆早かったです。そのため、授業のなかで「自分だけがわかっていない、終わっていない」と劣等感を感じることが多くあったことが一番つらかったことでした。

それをどのように克服しましたか?

講師の先生方は外国人への教授経験が豊富なので、私のつたないスペイン語での質問も粘り強く聞いてくれ、質問の意図を汲み取ろうとしてくれるのでめげずにトライしていくことで徐々に質問の仕方も学んでいくことができました。

ホームステイ先の家族も同様に辛抱強く聞いてくれるので家でもいつでも質問することができました。母国語のアドバンテージは変えることのできない事実なので、それを埋めるために日々ひたすらたくさんの単語に触れるように努めました。新聞、雑誌、本、動画、漫画、あらゆる手段を使いました。意識的に単語を覚えるという過程は踏まなかったのですが、徐々に知識として蓄積されていきました。

授業以外の時間はどのように過ごしましたか?

オアハカ市内をぶらぶらと散歩したり、家で家族と話したり、図書館で勉強したりしていました。街の雰囲気がそうさせるのか、日本にいる時は考えられない程ゆったりとした時間を過ごしていました。

留学前に不安はありましたか?それはどのようなものでしたか?

唯一の不安が治安でした。前述の通り杞憂でしたが、それでも常に、外国にいるんだという意識を持ち、日常と違うことをする前には「何かが起こ った時に今の自分の能力・知識で対処ができるか」を判断基準に行動を決定するようにしていました。

留学をして良かったことはなんですか?

言い尽くされた表現ですが、現地に行かないと分からなかっただろうことを知れた点です。日本を離れたから分かった日本の良さ、悪さ。またメキシコの美しい点、目をそむけたくなるような点。メキシコとひとくくりに言っても、州によって大きな違いがあること、同じ州内でもインディヘナの割合が多い地域との違いなど。インターネットがこれだけ発達した社会なので多くの文献、ニュ ースが日本語に翻訳されていますし、英語であればその数は数倍にもなるでしょう。しかし、メキシコ特有の問題であれば国外で報道されることも少ないため、スペイン語でも情報を得ることができるかどうかは大きな違いだと思います。

国外に身を置くことで感じた興味関心や疑問に思ったことを、留学を通して身に付けていった新たな言語でも調べることができるようになったことが、留学してよかったと思ったことでした。

留学中に困ったことはありましたか?(主に生活面)

体調をよく崩したことです。留学前は、お腹を壊したことなど一度も なかったのですが数日間ベッドとトイレの往復だけを繰り返すことも経験しました。メキシコでは、メキシコ人も半年に1度お腹にいる虫を殺す薬を飲むそうなので、長期滞在をする方はその薬の服用を検討されてみるのもいいかもしれません。

カルチャーショックはありましたか?

宗教が実生活に大きな影響を与えていることは、分かっているつもりでも衝撃的でした。メキシコにローマ教皇が訪問した際の熱狂ぶりは特に印象的で、カトリック教徒の彼らにとっていかに大切な人物なのかを推し量るに十分なものでした。ただ、「無宗教だ」と表明しても批判されたり、無理やり勧誘されたりしたことはありませんので、安心してください。

宗教は日本にいると敬遠しがちなテーマですが、メキシコ人の家族観であったり、人生観を理解するにあたって重要な部分だと思うので意見交換をしたり調べてみたりすると興味深い発見が必ずあると思います。

ホームステイ先について教えてください。(家族構成、生活スタイル、その他の滞在者のことなど)

お父さん、お母さん、子供3人(全員成人。内2人は他都市在住)

自宅敷地内でお店を経営しているため、いつも家族の誰かは家にいる状態でした。そのため、何かあったときはすぐに頼ることができました。私は母屋ではなく離れの一部屋で暮らしており、部屋内にトイレシャワーがついていたため、ホームステイとはいえ、かなりプライベートな空間が確保されていました。居間のテレビで映画を見たりするときもあれば、自室でのんびりすることもありました。

留学前にホームステイは窮屈じゃないだろうか、と少し心配していたのですが、全くそんなことはありませんでした。スペイン語の練習という面でも、生活のしやすさという点でもホームステイを選択してよかったと思います。滞在者が私一人の時期もありましたし、夏の繁忙期には最大8人の生徒がいることもありました。

ICOの生徒の傾向ですが多くは1か月未満の短期滞在者です。スペイン語を学ぶ同士として一緒に生活することで刺激を受けました。ただ、スペイン語が堪能でないアメリカ人生徒の多くは英語で話すので、完全にスペイン語漬けの生活にはなりません。

ホームステイの良かった点・苦労した点を教えてください。

いつも力になってくれる家族がいることは、予想していた以上に安心感を与えてくれました。また家のこと(炊事、洗濯、掃除等)を全く心配する必要がなく勉強に意識を集中させることができました。

家で出される料理が美味しく、ほとんど毎日毎食家で食べていた程です。苦労した点は、アパートを借りるよりも経済的な負担が大きいことでした。ただ、それだけの価値があるホームステイ先だったと思います。

これからスペイン語留学をしようと考えている人たち にアドバイスをお願いします。

1年の留学期間を終えて、思い切ってスペイン語留学をして本当に良かったと思います。語学力向上はもちろん、知識の幅が広がり、今後の人生において間違いなくいい影響を与えてくれる経験をしました。英語留学と比較して、情報量が圧倒的に少なく、心配に思う点がたくさんあるでしょうが、やってみる価値は十分にあると思います。

ICOには、下は6歳の子供たちから、上は80代の大先輩まで幅広い世代の生徒たちと、私の様に就職のため勉強したい人や旅行で使いたい人、趣味(サッカー、ボクシング)の世界をもっと深く知りたい人など、様々な目的をもってスペイン語を勉強している生徒が集まっています。そのためICOならば、自身の年齢・目的に関係なくきっと満足のいく留学生活を送ることができるはずです。ぜひ、一歩踏み出してみてください。


ICOの情報は、オフィシャルホームページからどうぞ。


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