さて、オアハカですが、街自体はとても小さな街です。歩行者天国であるアルカラ通りを基点に中心部の歴史的地区は歩いて十分散策できる大きさです。歴史的地区は、石畳になっていて、立ち並ぶ様々なお店をのぞいて歩いたり、疲れたらカフェやレストランによって休憩したりできるので飽きることはありません。時間がゆっくりと流れる感じがします。
写真は閑散としていますが、夕方になると道の脇にはいろいろな屋台や民芸品を売る人たちがやってきて、観光客や地元の人たちでとてもにぎやかです。昼間は暑くて歩いてられない、というのが正直なところでしょうか。乾燥しているので、日本のように汗をだらだらかくということはないのですが、日差しがきついので昼間にうろうろするのはなかなか体力がいります。
日傘をさしたり、日に焼けないようにかげを好んで歩くのは日本人っぽいことだと思っていましたが、ここでは雨傘を日よけに使ってさして歩いてる人をよく見かけます。太陽が高いときは、みんな日の下を歩いていますが、太陽が傾いて建物のかげができる時間になると、みんなかげの方を歩いていて「ああ〜、この暑さを避けたいのは私だけじゃないのだな。うん、うん。」と妙にみんなにシンパシーを感じてしまうものです。
街歩きをしながら文化の違いと文化の共通を感じて、しみじみ外国に暮らすおもしろさを噛み締める日々です。
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